身近となったヒゲ脱毛
ヒゲ脱毛は一昔前まで何十万と掛かるものであり、認知度の低さ、男=髭が生えているのが当たり前というイメージから、非常にハードルの高い存在でした。 しかし、近年では髭脱毛が男性に認知され始めた事や、機器の値段が下がった事から施術料金も数千円から始められるようになった事などから、気軽に利用しやすいものへと変化しており、美容院感覚といっては言い過ぎかもしれませんが、身近なものとなっている事は間違いありません。
サロン・クリニックは男性がターゲット
髭は男らしさでありつつも、手入れに手間が掛かるので厄介と感じる男性も多いのです。
特にビジネスシーンでは髭はご法度であり、万が一無精ひげなど生やして営業などに出かけてしまえば、相手の印象を悪くしてしまうのは間違いありません。
これはあくまで一例に過ぎませんが、髭を無くすことで様々なメリットがあり、年々ヒゲ脱毛を行う男性は増加している傾向にあります。
脱毛サロンや脱毛クリニックは主に女性がターゲットでしたが、男性利用者の爆発的な増加は無視できない存在であり、現在では男性向けのキャンペーンを大々的に打ち出すお店も増えてきました。
ヒゲ脱毛の種類は様々
いざヒゲ脱毛!と、決意を胸に色々調べてみると、お店によって“脱毛の種類”が全く違うという事が分かります。
一口に髭脱毛と言っても、様々な種類がある上に、各々メリットとデメリットが存在しており、どのような要素があり、何が自分にとって理想の髭脱毛なのかを見極めて選ぶ必要があるのです。
まずは脱毛の種類について解説してきたいと思います。
ニードル脱毛
その名の通り、針を使った脱毛技術のことです。
一般的な永久脱毛は「髭脱毛の施術から1ヶ月後の再生率が20%以下」という意味で用いられており、例えば100本の髭脱毛を行い1ヶ月後に20本が生えて来ても永久脱毛と言えるのですが、ニードル脱毛は毛穴に針を刺して髭が生える毛乳頭をダイレクトに破壊する仕組みであるため、文字通りその毛穴からは二度と生えて来ない“永久脱毛”と言える程の効果を得る事が出来ます。
また、ニードル脱毛の中でも「絶縁針脱毛」と呼ばれるものは威力が高いため医療脱毛に分類され、予算が高額になり痛みも強いのですが、脱毛効果は非常に高いです。
ニードル脱毛で有名なサロンと言えば「メンズTBC」のスーパー脱毛が有名ですね。
医療レーザー脱毛
単一の波長をレーザーとして照射し、熱エネルギーを加える事で髭を作る組織である「毛乳頭」を破壊する仕組みで脱毛するのが“医療レーザー脱毛”です。
アレキサンドライトレーザーやダイオードレーザーが有名で、とにかく照射する力が強いのが特徴と言えます。
医療レーザーは、文字通り医療機器であるため、専門の医師でなければ使用することが出来ず、エステサロンでは利用する事が出来ません。
「高い威力」という触れ込みに恥じず、フラッシュ脱毛に比べて脱毛効果が高く、ニードル脱毛よりも低価格で行えるのが魅力的なポイントでしょう。
さらに、医師が在籍する医療クリニックで脱毛を行うので万が一肌トラブルが起きてもすぐに対処してもらえる万全の体制が整っており、攻守に優れた脱毛方法と言えます。
医療脱毛クリニックでは「湘南美容外科クリニック」「メンズリゼ」「ゴリラクリニック」が有名です。
フラッシュ脱毛
フラッシュ脱毛は医師免許を必要としないため、多くのサロンが美容目的でサービスを提供しており、所謂「エステ脱毛」と呼ばれるものはこの種類の脱毛機器を使用している事がほとんどです。
医療レーザー脱毛は強い光を照射して脱毛しますが、フラッシュ脱毛は少し弱い光で広範囲を照射して脱毛を行う仕組みです。
医療脱毛に比べて届く熱エネルギーが浅いため、毛乳頭を直接破壊する程の威力は無く、脱毛効果は上記2つに比べて劣ります。
しかしながら、優れたコストパフォーマンスと安全性を兼ね備えており、定期的かつ長期的に処理していきたいというケースにマッチしていると言えます。
肌トラブルが起きにくいので気軽に利用でき、何と言っても痛みが少ないと言う点で多くのファンを獲得している脱毛方法です。
エステ脱毛と言えば、何と言っても全国40店舗を展開する大手チェーンの「リンクス(RINX)」が有名でしょう。
自身に合った方法で脱毛ライフを
このように脱毛方法は様々であり、各々に良い点と悪い点があります。
「医療脱毛が良いと思っていたが実際に施術したら痛みに耐えられなかった…」
「エステ脱毛にしたけど、通うのが面倒になって来た…」
と言ったように、せっかくヒゲ脱毛を始めても、ミスマッチにより脱毛を諦めてしまう方も決して珍しくありません。
各々の特徴やメリットをしっかりと把握するのはもちろん、実際に体験を受けるなどして自身にマッチする方法を探してみましょう!