永久脱毛までに必要な回数と痛み
これから脱毛をされる方に「脱毛前に気になる点」をアンケートした所、以下の通りとなりました。
1位…痛み
2位…脱毛に必要な費用
3位…期間・回数
女性に比べて痛みに弱いとされている男性は、やはり「どのくらい痛いのか?」が気になるようですね!
当ページでは
「痛み」や「必要回数」にフォーカスを当て、解説していきたいと思います。
どのくらい痛いの?
脱毛に関する表現で「輪ゴムを弾いたくらい」が良く使われますが、曖昧な表現である事は否めません。
この表現について脱毛クリニックの先生に実際に確認して聞いてみたところ、
「輪ゴムを“1mくらい伸ばして”弾いたくらい」と笑顔でお答えくださいました…
(なお、断続的な痛みは無いようです。)
これから脱毛を始める方を脅すわけでは無いのですが、医療脱毛・エステ脱毛はやはり痛いという事が分かり、避けては通れない道と言ったところでしょうか。
痛みを軽減するなら麻酔
鼻下は全身の中でも非常に痛みを感じる部位ですので、痛みに弱い方は素直に麻酔に頼ってみても良いかと思います。
現在は笑気麻酔又は麻酔クリームを散布する方法が一般的ですが、
多くは別料金(3,000円~4,000円くらい)となっておりますので、予算も考慮した上での利用が望ましいでしょう。
なお、笑気麻酔は軽く酔ったような状態になり、痛みは全く感じなくなるようです。
痛みが残る場合も
レーザーなのでチクッとしたり熱いと感じたりする瞬間はありますが、基本的には断続的な痛みは発生しません。
ただし、肌が弱い人は火傷したようなチリチリした痛みが残る場合があり、
施術後はいつもより入念に肌をケアしてあげた方が良いです。
もし、施術後数日経っても痛みを感じる場合はすぐに担当の医師へ相談するようにしてください。
レーザー脱毛は安全?
髭のみならず、人体の毛には毛穴の奥に「毛乳頭」という毛を作る組織があります。
医療脱毛、エステ脱毛共にこちらの毛乳頭を破壊する事によって毛を生えづらくするというメカニズムになりますが、医療レーザーはその威力が光脱毛(エステ脱毛)よりも高いため、
痛みが伴うのです。
90年代から00年までは肌トラブルの報告が多かった医療レーザーですが、機会の精度が向上し続けている事から、
深刻なトラブルは現在では全くと言って良いほどありません。
ただし、脱毛前後でのNG行為だけは絶対に厳守しましょう!
必要回数と期間はどのくらい?
「夏までに間に合わせたい!」
「サクッと終わらせたい」
と、意外にも気にされる方が多かった「必要回数・期間」ですが、まとめると以下の通りとなりました。
1回だけだとほぼ効果なし
1回でほぼ目立たなくなる!
といった広告をたまに目にしますが、
一般的には威力の高いレーザー治療であっても複数回はクリニックに通う必要があります。
具体的にクリニックへ通う必要回数として、
⇒医療脱毛の場合…6~10回
⇒エステ脱毛の場合…15~20回
くらいを目安にすると良いでしょう。
ただし、どうしても個人差がありますので、
髭が濃い目の方は回数保証(○年間無料等)を設けているサロンやクリニックの選択が望ましいです。
効果的なタイミング
髭脱毛は、髭が成長期になっているタイミングで行うのが最も効果的です。
成長期は、大体1ヶ月から2ヶ月の周期でやって来るので、髭脱毛の6回コースなどであれば、2ヶ月に1回の間隔で施術を受けることになります。
もっと早く髭脱毛したいからもっと回数をこなしたい!という気持ちも良く分かりますが、
髭脱毛の効果を逆に下げてしまいますので、グッと堪えましょう。
じっくりと時間をかけて施術を受けるのが確実かつ最適であり、安全な選択です。
セットプランは5~6回がほとんど
髭脱毛を行う回数は、美容外科クリニックや選択したコースによって大きく変わります。
前述した通り、大体2か月に1回通う事になりますので、
6回コースで概ね1年間通うと考えて頂いて差し支えありません。
また、10~12回の長期コースの場合は1ヶ月に1回の間隔で髭脱毛を行うというケースが多くなっており、こちらも1年間のコースと考えて良いでしょう。
ヒゲ脱毛は1日にして成らず!
何回も美容外科クリニックや脱毛サロンに通うのは手間に感じるかもしれませんが、効果的に脱毛するのであれば「焦りは禁物」です。
毛乳頭の成長期に合わせて髭脱毛を行い、少しずつ髭の量を減らして行くのが
永久脱毛への近道なのです。
儲けたい一心で回数をこなさせようとするお店もありますが、髭脱毛で重要なのは脱毛回数ではなく、施術を行うタイミングであり、
このようなサロン・クリニックは悪質だと言わざるを得ません。
親身になってきちんと期間や料金をプランニングして貰える脱毛サロンや脱毛クリニックを選ぶように心がけましょう。